倦怠感、疲労感、慢性疲労

カイロプラクティックを含め、手技療法を選択する患者様の多くの症状の一つの倦怠感(疲労感)
疲れと言っても理由は様々です。

1.仕事のしすぎなど肉体的ストレスによる疲れ
2.寝不足、不眠症による疲れ
3.精神的ストレスによる疲れ
4.不摂生による内臓疲労による疲れ
5.運動不足により代謝が低下して起こる疲れ
6.病気からくる疲れ

上記のように、多様な理由から「疲れ、だるい」という症状は起こりえます。
どのような経路で疲れが出たとしても、数ヶ月〜数年(6ヶ月以上)と長期にこの状態が続いてしまうと、忘れっぽくなったり、何かを判断する能力が低下(認知機能の低下)や不眠(睡眠障害)などの症状を伴う慢性疲労症候群という病気に該当することがあります。これは脳神経系の炎症が関連しているとわかっていて、放置して行くと症状の悪化に繋がる可能性があるので、早めに私生活での疲れの原因と向き合い、改善するために行動することが大切になってきます。

カイロプラクティクでは1〜4に当てはまる疲れに対しての各機能障害を特殊な検査法を用いることで示唆することができます。その上でエラーが出た箇所に対する神経系の問題を改善するアプローチを行い、自然治癒力による機能改善を促します。
施術後はそれらの施術による効果を安定化させるためのエクササイズやアドバイスをすることで施術後のぶりかえしを極力減らし身体の恒常性が安定して機能する身体作りを目指します。
又、5に当てはまる患者様には、現在の運動状況をお聞きした上で、適切な運動療法をご提案致します。
6に当てはまる患者様には、当院での問診等の検査時点で疑いがある場合、安全を考慮し、病院での検査をご案内し、かかりつけの医師にご相談の上、カイロプラクティックによる施術を行えるかを判断して頂いております。

自律神経系の問題からくる疲れの場合:
背骨を中心に緊張に関連する交感神経、リラックスに関連する副交感神経を刺激する箇所を的確に検査しバランスを整えるようアプローチをします。

内臓疲労からくる疲れの場合
内臓と筋肉の反射を使い内臓の機能障害を探し、各臓器の位置関係、腹筋の機能障害や骨盤のズレによる腹腔内の状態を身体の外からできる可能な限りの検査法を使い内臓調整を行います。

寝不足からくる疲れの場合
基本的な自律神経系へのアプローチをベースに、当院ではその他にも特別なアプローチとして、頭蓋骨の調整を行います。
睡眠には、松果体という頭蓋骨の中にある内分泌器が大きく関連してきます。睡眠に重要なメラトニンを分泌する箇所であり、人間が眼以外に光を感じ取ることができる特殊な性質を持っております。
睡眠薬を飲んでもなかなか寝付けない患者様には、カイロプラクティックでは松果体の機能障害の疑いを示唆します。
当院では特殊な検査を利用する事によりこのような箇所へも、頭蓋骨を通して機能改善に向けたアプローチを行います。

倦怠感は、続けば続くほど貴重な人生におけるQOL(生活の質)を下げる事になり、慢性疲労につながり、それはとても勿体ない事だと私は思います。

身体のことについて、気になっているけれど、どうしたら良いのかわからない。どこに行けば良いのかわからない。
そう思ったらまずは当院へご相談の上、カイロプラクティック検査を受診することをお勧め致します。

カイロプラクティックが元気に毎日を過ごすきっかけの一助になれるよう、ご協力致します。

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