PMS(月経前症候群)・生理不順・更年期障害のお話その①

カイロプラクティックのご相談でも実は多い女性特有のお悩み

女性特有のお悩みで多くご相談頂く症状にPMS(月経前症候群)、生理不順、更年期障害等があります。

【具体的な症状としては】

1.頭痛、下腹部の痛み、神経質になる、心配になる、怒りっぽい、落ち着かない、疲れ、眠気、不安

2.胃腸への影響:お腹の膨満感(ぼうまんかん)、下痢、便秘、糖分や塩分が欲しくなる

3.胸が張り触ると痛い、子宮の圧迫感

4.その他には、背中の痛み、にきび、足首や指先のむくみ、お腹が膨れる、胸の痛み、体重が増える、肌のトラブル、食欲の増加

上記のように、症状の種類は様々で人ぞれぞれ違います。

少しでも辛さの度合いを下げることができるようお力添えができればと、カイロプラクティック特有のアプローチ法(詳しくは次回の記事でご紹介します)を用いて対応させていただきます。

主訴でお聞きしていなくても、通常の施術の中で「実は最近生理痛が楽になったんです」と言っていただくことも多いです。

原因も治療法も様々ですので必ずカイロプラクティックが有効とは言えませんが、改善へのアプローチ法の一つとして、カイロプラクティックは試す価値のある手段だと思います。

女性ホルモンの影響と様々な発症原因

これらは特に女性ホルモンの影響が大きいといわれており、症状の個人差には、実生活での環境(食生活、ストレス、運動不足、基礎疾患(きそしっかん)、睡眠不足)等の様々な生活の違いが因子となり、それぞれのお悩みに関わってきます。

女性ホルモンはカラダの不調からココロの不調まで影響を及ぼします。

月経周期や時期により、気分の不安定さ、気分が良くなったり悪くなったりを繰り返しメンタルの安定しない状態になってしまう月経前不快気分障害(PMDD)などもあります。

女性はホルモンバランスの活動変化が起きやすい身体の仕組みがあり、生理(月経)は約28日周期月経から約14日後には排卵期、その他にも妊娠加齢などがあります。

又、生活面では、栄養不足や偏食睡眠不足運動不足でもホルモンバランスの乱れにつながります。

脳の視床下部(ししょうかぶ)からのホルモン分泌サイクルが要

女性ホルモン分泌の司令塔である間脳(かんのう)の視床下部ストレス(精神的負荷)に弱いという特性があります。

視床下部→脳下垂体(のうかすいたい)→卵巣(脳へのフィードバック)→子宮内膜(しきゅうないまく)

という女性ホルモン分泌のサイクルを正常に行えることがPMS・生理不順・更年期障害等のお悩みを解決する上で重要な要素と考えます。

次回〜カイロプラクティックでは何をするのか〜アプローチ方法のご紹介

次回はこれらの女性ホルモン分泌のサイクルの正常化、各症状毎への対応として、カイロプラクティック視点のアプローチ法をご紹介します!

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